〜炎上 -BLAZE UP-〜プロレスリング・バサラ興行

7月23日(日)東京・スパイクドーム 観客4万2869人(満員)


 本日収録が行われたヘビー級、ジュニアの2大タイトルマッチ、
4団体による夢のドリームマッチなどを一挙公開。
試合は近日中にFlash・TVにてまとめて配信。
BASARA地方シリーズにおける王座包囲網を無敗でおえたインディーの雄、
BPN5の豊後小太郎選手に、アルプロのエース・乾 鷲尾が立ち向かう。
また同じくジュニア王座を手にしたBPN5の豊後龍太郎に挑むのはアテナ・Gの
哀原勇陽。ルチャの申し子が豊後の昇り龍と対峙する。BPN勢の勢いを
誰がとめるのか今後の覇権を握る注目の一戦となる。
 また新たに電撃参戦をはたしたファイトクラブが、EDO勢やバサラの
エース・ケイトに挑む。4つの団体が入り乱れる大大会にふさわしい興行となった。
またバサラ特番である「バサラショーダウン」も20分以上にわたる
熱戦のダイジェストをあますところなく前・後編にわけてお送りしている。


■動画はコチラ「BASARA SHODOWN Vol.2前編
          「BASARA SHODOWN Vol.3後編

※どちらも100NB相当と重いので、気長にDLしてください。。





第一試合「サムライランブル」(バトルロイヤル 無制限一本勝負)
…ロイヤルランブル方式(時限制)で全8名によるバトルロイヤル。
(バサラ、アルプロ、TNT、AG、FC所属選手ほか)が出場。


○豊後猪三郎(BPN5) VS 南年明(アルプロ)×
   (28分27秒 猪尻ドロップ)


 誰が戦うかわからない、風雲戦乱のサムライランブル。
最初にリングで対峙したのは、バサラの若手・直江BPN5の猪三郎。
BPNのナンバー3のまさかの参戦に直江に悲鳴や、同情に近い声援が浴びせられる。



しかし直江の奮戦で進んだ2分間の後に入場してきたのは、
アルプロの有里。有里と直江はライバル心から協力することなく
3つ巴のバトルをくり広げる。
5分のブザーでリングインしてきたもはファイトクラブのジュニア戦士、尾張。
最初の3人と協力、裏切りをくりかえし次々とツープラトンと決めて
立ち回りのよさをみせつける。
6分でリングインするのはアテナジェネレーションに参戦中の嵐丸オフィスの
秘蔵っ子、成宮。リングインするやいなや次々と蹴りを浴びせていく。
さすがの猪三郎もタジタジ。続いて8分で南がリングイン。
アルプロから2人目が参戦。いきなり必殺技を有里にお見舞いするなど、
元気っぷりをアピール。10分でやってきたのはTNTのカトラス孝太。
以前ヤングサムライ杯に参戦してきた突貫小僧だ。今回はなれないルールに
少し戸惑っているようで、いつもようなエルボー乱打をせずに様子をみている。
12分でドス・サムライがリングイン。彼も侍杯に参加した謎の覆面レスラー。
まさかの参戦に一部のマニアから熱い声援を受ける。

14分で直江が孝太にフォールを奪われ最初の脱落者となる。
20分で有里が気合十分のパワーボムで成宮からピン。
ポスト際での混戦時に猪三郎がしたたかに腹固めを有里に決めて
タップを奪う。26分で南が尾張からジャーマンでピン。
続けざまに猪三郎がサムライを尻で押しつぶしてフォールを奪う。
孝太と南がやりあってるなか、猪三郎が孝太を横取りフォール。
南が逆襲のジャーマンをするもカウントは2。そのままカウンターの
スパインバスターからの猪尻ドロップで押しつぶして勝利をつかんだ。



〜試合後のコメント〜
猪三郎:「賞金と名のつくものは全部BPN5のもんだ!」

…ウガーッ! 俺が勝っちゃったんだな。賞金で虎太郎の兄貴だちと
 飲みにいくんだな。体重アップで猪尻ドロップ強化なんだな。

成宮:「残念です」
…せっかくチャンスをもらったのですが、結果がでなくて残念です。
でも良い経験になりました。出来れば嵐丸さんと一緒に参戦したいですね。

直江:「なつかしい気持ちに」
…アメリカだと最初に出場した選手が勝利するジンクスがあったりするんですが(笑)
カトラス選手やサムライ選手と再び同じリングたてるとは思いませんでした。
発参戦の成宮選手もセンスがよかったですね。じっくり戦ってみたいですね。

有里:「成長しているところを見せれた」
サムライ杯以来のBASARAリングでしたが!いいですね。
直江のやつも、あのやろう、以前より強くなっているようだし。
懐かしいヤツらが一同に会しましたね(笑)
成宮さんからフォールとれて素直に嬉しいっすよ。まあ直後に痛いのもらって
タップしてしまったのですが…
この仮はかならずかえしますよ猪三郎さん。
見に来てくれたお客さんに僕らも地道に成長しているよってことを
アピールできたと思っています。
今日はありゃんした〜!!(ありがとうございました。

南:「ケイトさんが出てくると思ったのに・・・」
あー、くさい尻もらっちまった(苦笑)くそっっ!
あと少しで、あと少しだったんだけどなー! こう…!そう、あそこで
こうやっておけば…(おもわずケイトムーブ)…勝てなかったものはしょうがないよね。
とりあえずケイトさんの試合でも観て気を紛らわせることにします。
実はね、ここだけの話なんですけどケイトさんのファンクラブ(クラブ毘沙門天)用
応援シートが今回用意されていて…(以後、ケイトについて熱く語り出すのでカット)


〜出場選手一覧および入場順〜
1:直江兼太
1:豊後猪三郎(BPN5)
3:有里徹(アルプロ)
4:尾張元気(ファイトクラブ)
5:成宮一也(アテナ※嵐丸オフィス)
6:南年明(アルプロ)
7:カトラス孝太(TNT)
8:ドス・サムライ(メキシコ/フリー)








第二試合「女神激突」(8人タッグ 無制限一本勝負)
 クィーン・NO    VS  AYAKA(アテナG)×
 一向いつき          桜樹美姫(アテナG)
 軒猿かすが          ピンク・マーメイド(アテナG)
○ソフィア・ビクトリア(アテナG)    MEGUMI☆ジェネレーション(アテナG)
        (21分24秒 KO)


 バサラの女子プロ勢がアテナジェネレーションの所属外人選手、
ビクトリアを仲間に加えてアテナ勢に挑む。
 最初にNOとAYAKAが激突。バチバチの蹴撃でNOを撃退する。
代わってでてきた、いつきに対しAYAKAは桜樹とドロップキックの
ツープラトンを見舞う。そして桜樹はマーメイドとタッチするやいなや
またもやダブルドロップキック!



チームワークでアテナ勢が上回る。経験で劣るいつきがなんとか、
かすがに交代。かすがは掌打の連打でマーメイドを撃退、
MEGUMIと相対する。MEGUMIはリングインと同時にかすがを
ポストにたたきつけ、マーメイドと合体パイルドライバーを決めてみせた。



満を持してビクトリアがかすがと交代でリングイン。
次々とアテナ勢をなぎたおしていく。アテナ勢のツープラトン技が
乱れ飛ぶ中、いつきが必殺技のブリザードハンマーで反撃。



うまくビクトリアにつなげて、ビクトリアはMEGUMIを串刺しDDT2連発で
撃退。次に出てきた桜樹をラリアットでなぎ倒していく。





そして最後はAYAKAをFFFでKO。ビクトリアの強さが際立った展開となった。

〜試合後のコメント〜
NO:「経験不足でしたが・・・」

…いつきは若いし、かすがはシングルプレーヤーだし、大変でした。
それでもビクトリア選手に助けられた感じですね。やはり本場はちがいます。
(記者の「シングルを望むのか?」との質問に対し)
私は今海外を巡業している主人の世話が忙しいので・・・。冗談はおいといて
かすがやいつきにはいい機会かもしれませんね。うけてたちますよ(微笑)
ねぇ、ソフィアさん?(肩をたたきながら)

ソフィア:「弱すぎる、それだけ」
The opponent & Today's partners was too weak.
But,Today's partners was not a trouble. Only it was good.
(相手も見方も弱すぎね。でも見方は足手まといじゃなかったわ。それだけがよかったわ。)

AYAKA:「………。」
ノーコメント

桜樹:「結果をだしたかった」
今回は大きな舞台に立たせてもらって、良い経験になりました。
MEGUMIやマーメイドも良い経験になったと思います。
連携もおもったよりもスムーズにいきましたね。
個人的には結果が出せなくて残念です。







第三試合「東京事変」(8人イリミネーション 無制限一本勝負)
 徳川康太(E.D.O)  VS トーキョー・ジョー(ファイトクラブ)
 徳川・M・マシン1号    梅田雷斗(ファイトクラブ)
×徳川・M・マシン2号    高円寺ハル(ファイトクラブ)
 徳川・M・マシン3号    墓田明太朗(ファイトクラブ)○
(32分43秒 ジャイアントジャーマンスープレックス)

※ファイトクラブは4人残っての勝利

 いつの間にか3号まで増殖している徳川軍団に対するはジョー。
徳川がそれに答えるように対峙する。ジョーの鉄拳攻撃に相撲殺法で
応戦する徳川だったが、分が悪いと見たのか1号に交代。徳川に
気を取られたジョーが背後から、1号のローリング袈裟切りを受けてしまい
ペースを握られてしまう。頭突きから、投げっぱなしジャーマンまで
手痛い追撃を受けてしまう。ここでジョーは梅田にタッチ。打撃からの関節、
タックルからのマウント攻撃で1号を撃退する。2号が変わりに出てきて、
梅田に応戦するが、梅田は早いペースで高円寺に交代。
最近見ることの少ない弓矢固めに逆さ押さえ込みとクラシカルな技で
攻め立てる高円寺。さらにサイクロンホイップからの首四の字といった、
なれない攻撃に舌を巻いたのか3号と交代する。
 ほかのマシンより一回り小さい3号。高円寺の弓矢固めにライバル心を
燃やしたのか弓矢固めを繰り出す。そしてどこかでみたことのある脳天
唐竹割りを出すや、感づいたファンから「○川〜!」と心無い声援を受けるハメに。



そのような中、ファイトクラブの巨神・墓田がリングイン。フロントハイキックで
3号をなぎ倒し、そこに高円寺が弓矢固めの追撃をだしていく。
フラフラの3号を助け出そうと徳川軍総出で墓田をとりかこむも、
逆に蹴散らされてしまう。なんとか3号は徳川とタッチに成功。
徳川が墓田に挑むも力負けしてしまい、2号がリングイン。
首極め腕卍に捕らえるもやはり墓田の動きを止めれない。
そして1号がついに必殺技のワンハンドネックハンキングボムを極めるも、
ジョーらの太鼓乱れ打ちで阻止されてしまう。復帰した墓田は梅田と交代。
梅田は1号のマウントパンチ、そして飛びつき腕ひしぎと次々と関節を極めていく。
消耗の激しい1号は3号とタッチ。それにあわせて梅田は高円寺と交代する。
元祖水車落とし、そして元祖パワーボムと次々と3号をマットに叩きつけていく高円寺。
とどめに元祖水車からボストンクラブで3号をひねり上げたところで3号はたまらずタップ。



ここで3対4となる。勢いよく出てきた徳川が墓田にミッド・ウィン・ロウを敢行、
あわやの瞬間に高円寺がヘッドバッドを徳川の側頭部に叩き込み、カット。
もんどりうって倒れた徳川をそのままジャパニーズレッグロールクラッチ。




前後不覚の徳川を横に高円寺は2連続フォールに成功する。
続けて1号にレッグロールするもカウントは2。
逆に喉輪落としからのフォールの危機も、墓田のカットで事なきをえる。
1号はワンハンドボムにいくもやはり多勢に無勢でフォールを阻止されてしまう。
そして高円寺はジョーと交代。
1号が喉輪とラリアットで暴れる中、ジョーが1号を肩車することに成功。
そこへ梅田がダブルインパクト式片足ドロップキック!



そこから墓田がG2Pからのボストンクラブで1号をギブアップさせる。



残された2号の奮戦むなしく最後は墓田の必殺技、ジャイアントジャーマン
スープレックスの餌食となってしまった。




〜試合後のコメント〜
トーキョー・ジョー:「幸先いい勝利」
…幸先いい試合ができたね。今日は墓田の活躍が光ったね。
墓田はこれから外国修行に出すんでいい壮行会になったよ。
やっぱり対抗戦は刺激がっていいね。また参加したいです。

徳川:「江戸の治安は我々が守る!」

…あんなチャラチャラした若造どもに負けおって・・・・。
1号、2号は後ほど改造という名のお仕置きじゃ!
ギャラいくらかかったとおもっとるんじゃ、まったく・・・。
(スタッフに引きずり込まれていく、1号、2号)
こんなことなら本多を連れてくればよかった。甘く見ていたよ。
(TENKAIのヒソヒソ話を受けて)
フッ、、、、また引き抜いて洗脳してマシン軍団に入れるのもいいかもな(ニヤリ)。








第四試合「鋼城の月」(シングルマッチ 無制限一本勝負)
○北条鋼氏 VS 渋谷アタル(ファイトクラブ)×

(20分25秒 垂直落下式BB→ムーンサルトフォール)

 北条の鉄壁を渋谷の月面殺法でくずせるのか注目の一戦。
渋谷のチョップ主体の打撃に対して、北条はリングを十二分に
活かした立ち回りをみせる。しかし渋谷の逆回し蹴り、エルボーに
北条は防戦一方。顔面引っかきやニークラッシャーで応戦するも
振り子式カッターからムーンサルトを受けてしまう。



立て続けに大技をあびるも、北条はバックをとっての関節蹴りや、
場外に落としての命乞いアピールでのらりくらりとペースを取り戻していく。
丸め込み合戦のあと試合が動いたのは北条が突如くりだした
垂直落下ブレーンバスター。カウント2で返した渋谷は北条のダブルアームを耐え、
場外へと落とす。場外でふらつく北条めがけスパイラルキック、
さらに通路でまさかのシュバインと厳しい攻めをみせる。



なんとかカウント18で復帰した北条に、S式バックブリーカーからのアピール、
エルボーを叩き込み、必殺技のムーンサルトムーンサルトを敢行!





 リング上で2連続で描かれた弧に場内は大歓声。しかし北条は
これをカウント2.9ギリギリで返す。渋谷が続けてだした、
みちのくドライバーもカウント2.9、シュバインをカウント2で返していく。
そして北条が反撃でくりだしたダブルアームからのウォール・オブ・北条の
黄金連携を耐えた渋谷は、またもやシュバインを決める。
これを2・9で返した北条にさらにみちのくドライバーを決める渋谷。
これで終わりかと思われたが、北条はなんとかキックアウト。渋谷に対して
垂直落下ブレーンからのまさかのその場飛びムーンサルトで、勝利を手にした。




〜試合後のコメント〜
北条:「得意なタイプの相手だった」

…いやータフな試合だったね。場外であの逆さまに落とされるのを
食らったとき意識失いかけたもん。ただ…渋谷選手の唯一のミスは
俺がもと似た様な選手だったってこと。ムーンサルトは
自分も得意技だったからね。弱点はもちろん知っているよ。
押されているようで実は押している、自分のゲームさ。
(記者「最後のムーンサルトは?」との問いに対し)
俺から渋谷選手へのメッセージ、いや、意地かな?
ほんとうはトップロープからいきたかったけど(笑)

渋谷アタル:「楽しめました。」
…ムーンサルトで取ったと思ったのになぁ。いやあ久々に緊張しましたよ。
相手もいい選手だったんで楽しめました。






第五試合「瀬戸内海一決定戦」(シングルマッチ 無制限一本勝負)
×長曾我部元気 VS 瀬戸内ジョニー(ファイトクラブ)○
(17分15秒 ブサイクへの膝蹴り→両手押さえフォール)


 序盤はボディスラムを中心としたじっくりとした展開。お互い手探りの
中、長曾我部が先にサーフボードストレッチを繰り出す。



長曾我部がカウンターのジャンピングハイキックを繰り出すと、
ジョニーはブレードキックで応戦。長曾我部がカニばさみを多用する中、
ジョニーがポストへたたきつけてからロンダートキックを決める。
さらにキチンシンクから起こしてナックルから北斗ボムにいくもカウントは2。
長曾我部は掌底アッパー3連打で応戦するもまたもやキチンシンクを食らってしまう。
そこからジョニーはアピールからのキングコブラホールド。



耐えた長曾我部がジョニーをポストに上げ雪崩式カッターを敢行。



カウントは2.ジョニーの袈裟切りチョップラッシュ2連発に対し、
長曾我部は走ってからのジャンピングハイキック2連発で返す。
ジョニーをポストに振り雪崩式カッターを狙うも、高角度カイザーボムで
返されてしまう。走って叩きつけられた場所はリング中央。間一髪で
返すも、たてつづけにボムを食らってしまう。カウントは2。
キングコブラから膝蹴りを耐えた長曾我部は、掌底アッパーから
走ってのハイキック。これをジョニーは2.9で返す。
息を吹き返したジョニーは袈裟切りからのローリング掌打、朦朧とする
長曾我部に膝蹴り、そしてロープに振ってからの膝蹴りを完璧に決める。
激しい打撃戦の末、ジョニーが長曾我部を沈めることに成功した。



〜試合後のコメント〜
瀬戸内ジョニー:「早く次の試合を組め!」
…オラ、まず一つだ。次の奴とやらせろ。ファイトクラブでもバサラでも、
それ以外でもいい。とにかく試合を組んで俺とやれ!

長曾我部:「波にのり損ねた」

…うーん完敗だ、完敗。同郷にあんな男前がいるとはな。
富嶽が出せていたら、こっちのものになったかもしれないのに。
相手も必殺技を出せていないようだし、今度は決着戦といきたいね。
また海で鍛えてくるよ。








第六試合「夢のジュニアタッグ対決」(タッグ 無制限一本勝負)
 兵藤洋平(アルプロ) VS 相羽タカヤ(アテナG)○
×猿飛タスケ         相羽シンヤ(アテナG)
(17分22秒 ハリケーンドライバー→片エビ固め)



 兵藤が先に入場し、後から入場した猿飛を見て客は大歓声。
ライバルの共闘、そして兵藤と同じコスチュームカラーでいきなり魅せる。
先方は兵藤とタカヤ。タカヤは組みに行くと見せかけてソバットを
叩き込む奇襲にでる。そしてエルボーを叩き込むや、兵藤が電光石火の
雁之介クラッチ。これがズバリきまりまさかの秒殺フォールを奪う。



 これに納得のいかない相羽兄弟は再戦をアピール。夢の続きとばかりに
兵藤組も「これからが本番だ」と、これを了承。再戦となる。

 再び兵藤とタカヤが合間見えると激しい打撃戦となる。押されながらも
兵藤は相手をポストに押し込みスイングリバースDDTを叩き込む。
たまらず弟のシンヤに交代すると、ダブルのドロップキックから
サンドイッチ延髄と兄弟の息のあった攻撃をみせる。



兵藤のタッチを受けた猿飛は、シンヤの蹴撃に対し関節技で応戦。
しかし手数で勝るタカヤにSTOを叩き込まれ、兵藤にタッチ。
シンヤもタカヤに交代、蹴りで兵藤を滅多打ちにして、ラッシュから膝蹴り、
三角飛びドロップキックを次々と決めてていく。



ここで兵藤は猿飛、タカヤはシンヤへと交代。猿飛のケアラッシュ、
ドロッキックの乱れ撃ちから膝十字にいくもカットされてしまう。
兵藤のアシストをうけてボディスプラッシュをシンヤにたたきこみ、
タカヤがリングイン。タカヤの逆さ押さえ込みと兵藤がカットするも、
復帰した猿飛が兵藤にハンマースルーを誤爆。そのスキにタカヤが
猿飛にハリケーンドライバーを決め3カウントを奪った。




〜試合後のコメント〜

タカヤ:「次はシングルで」

…いきなりで焦ったよ。今日はシンヤとの連携もうまくいってよかった。
また機会があれば、その時はシングルで試合がしたいですね。
猿飛選手は前王者ですし、兵藤選手にも今日のリベンジを果たしたいですしね。

シンヤ:「相手にならなかった」
…今日は兄さんが油断しただけ。二人とも相手じゃないよ。
でも、兄さんにいいとこを持っていかれたな…くそぅ…


兵藤:「次はアテナのリングで」
最近ウワサのアテナGの、しかもトップクラスと試合が出来ると聞いてね、
いてもたってもいられませんでした(笑)
じゃあせっかく(タスケ選手といっしょに)やるんだからってコスチュームもあわせちゃってね(笑)
(相手の印象を聞かれて)さすが兄弟、いや双子だとおもいましたよ。
あの双子は普段あまり仲が良くないと聞いていたのですが
デマだったんですかね? いい連携してましたよ。
いい刺激になったっていうか。その刺激が最初のアレ(雁之介クラッチ)ということで(笑)
インパクトあったでしょ?
タスケくんの悔しそうな顔が忘れられませんね。それ以上に彼らも悔しそうでしたしね。
そういう意味では今日は一勝一敗。(相羽兄弟と)もう一度やり合いたいですね。
今度はアテナのリングかな。

猿飛:「今日はついてなかっただけ」
…いやー兵藤さんがおいしいとこいきなりもっていくもんなぁ。
あんなのやられたら逆に萎えますよ(笑) なんつーか、
合コンの負け組み状態? ファン奪われたね確〜実に(笑)
相手の兄弟もイケメンだし、うかうかできないね。
じゃ拙者は真田さんのセコンドにつくので、これにて御免!








第七試合「竜虎咆哮」(タッグマッチ 無制限一本勝負)
×伊達竜一 VS 宮川三郎太(アテナG)○
 真田勇士    桐生日明 (アテナG) 
    (25分19秒 ドラゴンクラッチ)


 伊達と真田、宮川と桐生といったライバルが決戦を前にして結託。
団体のメンツをかけたタッグ戦に挑む。序盤は手探りの中、
早くも伊達が真田と交代。真田がタックルにいくも宮川はサイドニーで
切り返していく。真田のエルボーをうけた宮川は桐生とタッチ。
宮川ともみ合う真田めがけ後ろからハイキックを叩き込む桐生。
そのまま宮川とツープラトンのバックドロップを決めてみせる。



真田もそのまま黙っているわけではなく、伊達とタッチしてからの
俺ごと狩れを決める。



桐生が宮川と交代すると、伊達はコーナーに戻って油断した桐生めがけ
ドロップキックを打ち込み場外にたたき落とす。この挑発に観客大歓声。
桐生もだまっているわけがなく宮川と組み合う伊達めがけ背後から
ミドルキックを叩き込む展開に。感情むき出しの試合が熱を帯びる。




伊達はブレーンバスターを切り返され、宮川のフロントスープレックス、
つづけざまに串刺し式シャイニングを浴びる。そして宮川の北斗原爆。
カウントは2。宮川はさらに必殺技のM'sスターダストスープレックスに
いくも真田がカット。伊達のラリアットからの絶技、ドラゴンズエルボーを
たたきこまれてしまう。お互いの必殺技をうけてしまい、両者とも控えにタッチ。




真田めがけハイキックからPK。ダイビングニーで追撃
するも寸前でかわされ真田のランニングキングコングニーを受けてしまう。
控えがリングインして混戦の中、桐生がステップキックからダイビング
エルボー、そして膝十字で真田の足を締め上げる。伊達のカットで
助かるも、桐生は金本乱舞から必殺の喧嘩締め(スリーパー)。
が、しかしまたもや伊達のカットにあう。八つ当たりするかのように
ハイキックを真田に打ち込んでいく桐生。なんとかタッチした真田に
代わり伊達がリングイン。スパインバスターからドラゴンエルボーに
いこうとするも桐生がそのまま立ち上がりカウンター狙い。
伊達はすぐさまクロスフェイスにとらえ機転をきかせる。



しかし宮川のカットから、桐生のワンツーパンチ、ハイキックを浴び
さらに膝蹴りまでたたきこまれてしまう。フラフラの伊達はなんとか
桐生をポストまでもっていくが突き放され、またもやハイキックの餌食に。
そのまま喧嘩締めでギブアップ寸前のところで真田のカットが間に合う。



伊達はクロスフェイスで反撃するも耐えられチャンスを逃してしまう。
桐生のキャプチュードと伊達のロックボトムが交錯する中、伊達が
おもむろにロープに振ってのDDT、スタナーを叩き込む。そして
リングで大見得を切手からのワームチョップ。そのままフォールに
いくも桐生は2で返し、さらに伊達を脇固めで締め上げる。
伊達はクロスフェイスで応戦、桐生はPKからの喧嘩締めで反撃。
お互いに意地を見せあう中、桐生と宮川のダブルドロップキックから
宮川がリングイン。北斗原爆にいくも伊達は2で返し、
宮川を場外に落としてから大見得をきってからのトペ・コンピーロー!



場外でクロスフェイスにとらえて、リング内にもどるやスーパーキック2連発。
スタナーにいくも宮川がダークネスバスターで反撃。
宮川がバックをとるとエースクラッシャーで返り討ちに。
伊達がフォールにいったところを桐生がカット。そのまま伊達を膝十字にとらえて、
なんとか脱出した伊達をまっていたのは宮川のドラゴンクラッチ。
絞め技の二重奏で竜が捕らえられてしまう結末となった。




〜試合後のコメント〜

宮川:「また帰ってきます」

…楽しいリングですね!
伊達選手も真田選手もすばらしい選手でした。また対戦したいですね。
日明との連携がうまくいったのが幸いでした。
まぁ当人はどう思っているかは分かりませんが。
ボクはまたこのリングに帰ってきますよ!

桐生:「もっと強いやつを出せ」
…けっ、三郎太のやついいとこだけもっていきやがって。
まぁ今日はあいつに華持たせてやったよ。
せっかく面白いとこで試合できたんだ、またきてやるよ。
織田とかいうやつが強いんだろ? そいつとやらせろよ、オラ。


伊達:「せっかくのパーティが台無しだ」
…ゼェゼェ、いやー真田、今回はすまない。
(「そんなことないっすよ!と返事する真田」)
とんだパーティになっちまったな。あのU系、、、桐生っての?
あいつがガチガチだからさ、こっちもつい意地張ってアメプロ技で
対抗してしまったのが敗因かもしれないな。つい熱くなって
アンクルホールド出し忘れちまうし。脳内シミュレートじゃ、
足極めて勝つつもりだったんだよ。でもそんなの頭にイイの(ハイキック)
もらっちまってふっとんじまった。最後も覚えてないんだよ。
どうせレフェリーが勝手に止めたんだろ? 
That's All Right!! あとは真田、お前にまかせた。じゃぁな!

真田:「ひたすらくやしいっす!」
…ウオォォォーーーッ! 伊達さぁぁん、俺がっ、俺がっ
ふがいないばかりにっ! そしてなによりも、御館様(武田)に
申し訳が立たないっすよぉ! チクショー、もう一度1から
やり直す覚悟で次に望みます。明日に向かって走りこんで
スパーダに磨きをかけますよぉぉぉ、ズドドドド!
(おもむろに全力疾走しながら控え室を飛び出す)








第八試合「小覇王Jrタイトルマッチ」(シングル 無制限一本勝負)
○豊後龍太郎(BPN5) VS 哀原勇陽(アテナG)×
    (13分24秒 キジMAXホールド)

※龍太郎が初防衛に成功。


 開幕からめまぐるしく攻守が変わる中、龍太郎はフットスタンプ、
哀原はドロップキックで確実にダメージをあたえていく。
龍太郎の得意のカニばさみ抜けも、哀原は続けざまにカニばさみを
繰り出しこれに成功する。龍太郎は裏をかくように早くも裏投げを
投入する。そしてすぐさま裏四の字で哀原の飛び技を封じようと試みる。
しかし哀原は龍太郎をロープに振って華麗にリープフロッグ2連発から
カウンターのデジャヴ。客席から思わずため息がもれる。





しかし龍太郎は動じることなく、シャイニング延髄からフットスタンプ。
リバースチンクラッシャーから膝蹴りを叩き込む。これに対し哀原はソバット
からフランケンホイップ、相手を起こして低空ドロップキック。
さらにバックに回ってのフェイスクラッシャーの波状攻撃。
龍太郎はめんくらいつつも虚をついていきなりの必殺技。
龍神風車固めにいくが、哀原はあわや3カウント取られそうになる。



さらにリバースチンクラッシャーを食らうもカウントは2.9。
龍太郎はつづけざまに得意の元祖フランケンからの首四の字への
連携をみせる。そしてドロップキックを自爆した哀原めがけ
ボディプレス。ロープに振ってのゼロ戦キックからのフォールも
2.9.ピンチの連続の相原はソバットで反撃、龍太郎とポストに
たたせそこからアイコノクラズムでたたきつけることに成功する。



ドロップキックで追い討ちをかけるも、龍太郎はコンプリートショット
からのスワンダイブミサイルキックで倍返し。立ち上がった哀原は
必殺技のエンドレスワルツを敢行! 終わらないワルツのはてに
ガッチリ固めるも、龍太郎は2.9ギリギリでキックアウト。



哀原はデジャヴからドロップキック、ローリング掌打からシャイニング延髄へ。
つづけざまに変形エメラルドフロウジョンからドロップキックとひたすら猛ラッシュ。
しかし龍太郎のシャイニング延髄一発で動きを止められてしまう。
さらに裏投げをあび、オーバーヘッドキック。そこから強引に腕をひねり上げ、
哀原からギブアップを奪った。



〜試合後のコメント〜
龍太郎:「若い衆の中じゃズバ抜けた才能だったね」

…さすがに今回はヤバかったな。龍神風車でとどめさせなかったけど、
まぁ勝ちは勝ちだよな? 最後にリングに立っている方が勝者なんだよ。
ぽっと出の奴に負けるわけにはいかんっちゃ。僕らは虎太郎さんと光の届かない
場所で地獄を見てきたんですから・・・。メインの結果も決まっていると思いますよ。

哀原:「今度はうちのリングで!」
…う〜ん、まさかあれ(エンドレスワルツ)が返されると思わなかった(笑)
やっぱタイトル持ってるだけに強いですね。
まぁでも今日の試合でオレのすごさ、分かってもらえたんじゃない?
うちのリングもあるけど、こっちもおもしろうそう。
まだまだはじまったばかり。お楽しみはこれからってね。
あっ、うちのリングに上がってくれるやついないかなぁw








第九試合「殺人トライアングル」(トリプルスレッドマッチ)
武田晶 VS ×浅野修滋(アルプロ) VS ○GON(TNT)
         (14分39秒 体固め)

 開幕と同時に武田はGONと結託して、浅野に合体パワーボムを決める。



そしてすぐさま浅野と組んでGONに合体ブレーンバスターを決め、
狡猾なプレーをみせる。そして2分で早くも必殺技のタイガーデスドロップを
GONに決めてみせる。GONのスープレックスと浅野のブレーンバスターが
乱れ飛ぶ中、GONが浅野に必殺のデンジャラスゴンプレックス。
しかし武田に阻止されてしまう。自分もとばかりに浅野も必殺技の
名も無きブレーンバスターを決めるも、すぐさまGONのデンジャラスGPに
返されてしまう。カウントは2.9。三つ巴もクライマックスに
さしかかってきた時、GONが浅野をポストに叩きつけて動けなくしてから
武田に元祖ジャーマンにいくもカウントは2・9。
さらに復帰した浅野にデンジャラスGPを決めるもカウントは2.9。




浅野は大立ち回りをみせるGONを名も無きBBに捕らえ場外に落とすも、
武田にランニングパワーボムをあびせられてしまう。



GONは場外という格好のチャンスだったが惜しくも武田のボムはカウント2.9。
復帰したGONが武田にダブルベリートゥベリーを敢行するも、
2発目にいく寸前で横から浅野にスピアーで阻止されてしまう。




最後は浅野が武田相手に名も無きブレーンバスターをだしたところで
浅野のスキをついて強引にフォールしてGONが三つ巴戦を制覇した。
スーパーヘビー級同士のめまぐるしい攻防に観客は大盛り上がりの一戦であった。


〜試合後のコメント〜
GON:「ウンも実力のウチネ」

…アサノもタケーダも素直に倒れてくれないのヨ。
ケモノはケモノを狩る瞬間が一番のチャンス、ラッキーだたネ。

浅野:「首がいかれたよ」
(武田選手が二日酔いだったことを聞かされて)…え?そうだったの?
酒はいっててあれかよ(笑) それにしてもGON選手のスープレックスは…
あれは効くね。(付き人の平成にコールドスプレーの指示をだしながら)
首痛いですよ。こんだけ痛打させられたのも久しぶりだわ。
正直、最後のフォールもわけのわからないうちにGON選手に
決められていたしね。意識飛んでたからなあ。
…まあまた機会があったらやってもいいかな。

武田:「最後は見逃した? そうかもな」
…最後、浅野の野郎にいいのをガーッっともらっちまってよォ〜。
誰が味方か敵かわからなくなっちまったぜ。二日酔いだったし、
今日はがんばったほうじゃねぇか? さて、メイン観戦としゃれこむか。


 
第十試合「次世代エース対決」(シングル 無制限一本勝負)
○上杉ケイト VS ブクロ玲央(ファイトクラブ)×
    (15分45秒 ラ・エスパルダ)


 
 がむしゃらに殴りかかってくる玲央の攻撃をかわし華麗に腕を取り
サイクロンホイップにとらえるケイト。しかし玲央の勢いはとどまらず、
ついにはドロップキック2連弾をあびてしまう。



ケイトが高速ブレーンバスター2連発にいくと玲央は組み付いて膝蹴り2連発で応戦。
ケイトはドラゴンスリーパーからジャンピングネックブリーカーにいくが
またもや玲央の膝蹴りの餌食に。そしてつづけざまに雁之介クラッチで
丸め込まれそうになる。意外性をもつ玲央に対し迷いを振り払うかのように
ブレードキックを叩き込むケイト。さらに起き上がろうとした玲央に
ブーメランシャイニングをあびせる。




そしてすぐさま2発目のブレードにいくも玲央はまたもや丸め込みで応戦。
面食らったケイトにロープに振ってのマウンテンボムからのDガイストを決める玲央。



そしてコーナーポストに向かい、腰を下ろす玲央。
ケイトが起き上がったところに叫び声とともにランサルセ!




したたかにたたきつけられたケイトはカウント2で返す。
エルボーでダウンを奪い、続けさまにスピアー。引き起こして
旋回式ドクターボムを決めるもカウントは2。ケイトは
念仏パワーボムホイップからのスワンダイブニールキックで反撃。
しかし攻撃は続かず、逆に玲央のアピールからのブレイジングチョップを
あびてしまう。そしてエクスプロイダーからの旋回式ドクターボム。
リング中央で決まるがケイトはなんとかカウント2.9ギリギリで返す。
ケイトが反撃として繰り出したのは切り札のビシャモンスライス。
しかし玲央は気合でキックアウト。ケイトは続けざまにミドルキックから
ドラゴンクラッチにいくも玲央はギブアップしない。
玲央にポストへとおいやられるが、ドラゴンスクリューからの
拝みダイビングヘッドバッドで反撃に成功する。が、玲央のナックルを
顔面に受けダウンしたところにファイブスタースプラッシュ。
さらにぶっこ抜きバックドロップから元祖ジャーマンにいかれるも
レフェリーが遠く、カウントは2止まり。ケイトが反撃で雪崩式を
狙うも旋回式ドクターボムで反撃されてしまう。せめあぐねいたケイトが
繰り出したのは隠し技のラ・エスパルダ。不意をつかれた玲央は
そのまま3カウントを聞くこととなった。



〜試合後のコメント〜
ケイト:「いい経験になりました」

…打撃でくるのかとおもったら丸め込んだり、力強いボムを
繰り出してきたり引き出しの多い選手でしたね。末恐ろしいです。
彼も若きエースなんですか。お互い上がつっかえているでしょうけど、
がんばりましょうとエールを送っておいてください(微笑)

ブクロ玲央:「次の目標ができた」
…いままで内に篭ってて、少し試合勘鈍ってたね。向こうの方が場数踏んでたよ。
セミってことでもプレッシャーあったしね。今回は完敗。
向こうは強かったし、しなやかだね。
もう一度ファイトクラブに戻ってやり直し。また、次に期待してよ。









第十一試合「天下統一級タイトルマッチ」(シングル 無制限一本勝負)
○豊後虎太郎(BPN5)  VS 乾 鷲雄(アルプロ)×
(12分06秒 虎太郎ボム→エビ固め)

※虎太郎が初防衛に成功。

 開幕はお互い手の内を探るかのようにアームホイップを交換しあったが、
はやり荒くれ者同士、すぐさま激しい肉弾戦に。
虎太郎が地獄突きから急所攻撃にいくと鷲雄はチョークで反撃。
すぐさま、がぶりからのサイドポジションを奪い膝を叩き込む。
肩掴み延髄からショートレンジラリアットで首を狙い、たてつづけに
がぶりからのサイドニーで虎太郎を押していく。



しかし虎太郎は動じることなく鷲雄のふりかぶった豪腕をかわし後ろから急所蹴り。
それで油断したのか虎太郎がそのまま鷲雄を起こすと、鷲雄は小太郎をかつぎあげ
全力奇襲のバーニングハンマー!



もんどりうって倒れてるところに鷲雄のストンピングを浴び、虎太郎は大流血を
してしまう。しかし多くの修羅場を潜り抜けてきた虎太郎、冷静に急所攻撃を見舞う。
さらにラフ全開のマンディブルクローなどでペースを取り戻していく。
そこに鷲雄のカウンターの飛びつきDDTがさく裂。
鷲雄はチャンスとみたのか高角度カイザーボム。
リング中央のいい位置に叩きつけるも小太郎は2.9でなんとか返す。
鷲雄はさらに頭突き連打からトップロープからのダイビングラリアット。
がぜん押せ押せムードで虎太郎を得意の羽折り固めにとらえる。
虎太郎がジョニースパイクからタックルで鷲雄を吹き飛ばすも、
ラリアットからまたもや羽折り固めにとられられてしまう。
耐えに耐えた小太郎に2度目のバーニングハンマー。
リング中央でとどめの羽折り、、、、、が小太郎は意地で耐え抜く。



鷲雄は攻撃の手を緩めずに元祖ブレーンバスター、頭突き連打、
ローリングラリアット、ポストにたたきつけてからのナックルで
虎太郎を沈めて、そこからフォール。しかしカウントは2・9。
最強王者陥落なるかと観客は大熱狂!
血みどろで立ち上がった虎太郎はがむしゃらにラリアットを繰り出すも
鷲雄にかわされてしまった…とその瞬間、虎太郎の殺人ボムで宙を舞う鷲雄。




レフェリーがマットを3回叩く。そして数秒前まで負けようの
なかった鷲雄が動きを止める。信じられない展開に観客は騒然。
常識外の底力をみせた虎太郎の勝利となった。

〜試合後のコメント〜
虎太郎:「ボムがある限り負けはせん!」

…俺は負けん! 何があろうと負けん! ちょこざいな
総合ムーブだろうが万力の絞め技だろうが負けんのじゃ!
なぜなら最後に俺が勝てると信じているからのう。
俺のボムは天下一品、このベルトにふさわしい技だろ? 
(オーッ!と歓声を上げるBPN勢)
(がっくりと膝を落とし)・・・でもさすがに今回はやばかったな。
でも負けるわけにはいかなかった。それだけじゃい!
わかったら控え室からでていけぃ!
(猪三郎につまみだされる記者陣たち)


鷲雄:「正直くやしい もう一回!」
…あーちきしょう!良いペースだったんだけどね。
虎太郎ボムですべて帳消しにされた感じだね。正直悔しいよ、ウン。
対虎太郎用にあの技(バーニングハンマー)用意してて、
イケると思ったんだけどね。
まあ、あちら(虎太郎)もタダでは済んでいないと思うよ。
結構(バーニングハンマーで)変な落ち方してたからさ。
(敗因について質問されて)ベルトに対する執念の差だったのかな。
また挑戦するまで(虎太郎に)ベルトを保持しておいてほしいよね。
思い切りやれる数少ない相手でもあるし(笑)
また精進して(ベルトに)挑戦させていただきます! いじょっ!!