〜「太平戦記」〜 プロレスリングBASARA興行
6月30日(木) 武闘館 5462人(満員)
6月シリーズは武闘館での興行となった。試合数が少ないながら、PWCの乱入劇や
翔天隊の活躍もあって、タイトルマッチの行方を追って多くのファンがつめかけた。
そして試合前に翔天隊がリングをジャック。ブーイングの中、翔天タイムが行われた。
KAZU:
まぁまぁ。落ち着いて落ち着いて。
さぁ!プロレスリングBASARAのみなさん、こんばんわっ!
う〜ん、声が小さいね〜。
ということでぇ〜・・・
俺達の名前をしってるか〜っ!(し〜ん)
俺達の名前を言ってくれ〜っ!(し〜ん)
・・・
東城:
おいおい、ちょっとノリがわるいんじゃね〜の?
KAZU:
まぁまぁ。
まぁ俺達の顔も知らない人も、いるだろうから、
ここいらで自己紹介とシャレこもうじゃないの。
ショー:
いえ〜い
KAZU:
まずはこの方。
我らが翔天隊のボスこと、ザ・ゴッド・とうじょ〜っ!
東城:
(満足気な顔)
KAZU:
この方は顔はこ〜んなに恐いけど、
実はプードルを飼っている心やさしい方なんだ。
そのプードルの名前はミリーちゃんだ。
俺を見かけると噛みつくけどな。
東城さんの必殺技は強烈無比なダイビングセントーン!
この体格で3m以上の高さから降ってくるんだ。
いってぇのなんの。
東城:
(マッチョポーズを見せ、満足気な顔)
KAZU:
次は俺の相方、ショー・ヒガキ!
ショー:
いえ〜い
KAZU:
で、そして俺が・・・
ショー:
ちょ、ちょっとちょっとっ!
KAZU:
んっ?あぁなんか省いてもいいかなぁって。
それじゃとりあえず紹介だ。
正直シングルプレーヤーとしては、かなりしょぼい。
でもな、タッグパートナーだと、それなりに心強い。
足殺しもねっちこくて、俺が一番相手にしたくない相手だ。
ショー:
いえ〜い
KAZU:
おっほん。それじゃ改めまして・・・
そして、俺がぁ〜っ!
興行開始を告げるBASARAのテーマ曲が鳴り響き、KAZUの言葉を遮る。
第1試合に出場するBASARAの若手が走り込んでくる。
3人でリング上であたふたする。
それで、試合開始。
▲デビュー間もない鬼小島を加えながらも、息の合ったところをみせるヤングバサラたち。
▲ファイクラの長崎のレスリングセンスが今回も光った。
低空タックルからのサソリ固めに観客席から思わずどよめきが。
▲アルプロの有里はひとつひとつの技が気合十分。BASARAでもすっかり人気者に。
▲戦慄の必殺技・スパイラルを決め、さらにヘッドロックを決める紫苑。自己主張をしてみせた。
〜試合後のコメント〜
直江:「(他の若手が付き人の準備で戻っていく中)いやー、今回は純潔メンバーなんで
勝利を収めたかったのですが、自分がとられちゃいました。
最後の回転するアレ(スパイラル)なんで今まで一度もくらったことのない衝撃でしたよ。
試合前に話し合ってた連携はうまくいったんですけどね、ツメがあまかったですね。
それでは失礼します。(一礼)」
▲ジュニアが行うバトルロイヤルだけに、激しい乱戦となった。
▲こっそり背後に近づき、バックドロップホールドを狙うKジョー。相棒のSジョーを狙うとは。
▲ファイクラ推薦粋の白河。必殺のスク−ルボーイで、あわやの場面を作り出す。
▲翔天隊もKAZUに続きたかったが・・・。
▲最後に笑ったのはKジョー。BASARAきっての策士が挑戦権を得た。
〜試合後のコメント〜
Kジョー:「翔天隊と協力? いやいや利用しただけだよ。頭脳戦ならどんな
ジュニアにも負けない自信がある。王者はまだ若造だし、チョロイね。
試合前にレガースに画鋲を入れたり・・・・、ハッハッハッ冗談だよ。
(とりだそうとしていた、画鋲を再びしまいなおしながら)」
▲古武術の使い手、氷水。巧みにケイトの打撃をとり、腕ひしぎへ。
▲ケイトはドラスクから四の字へと、格闘家殺しの黄金連携を見せる。
▲チームワークが不安視されたが、蓋を開けてみればうまく機能した。
▲はげしい腕のとりあい。一瞬も目が離せない攻防となった。
▲最後は、氷水のマウント掌低をあびてKO気味のケイトをボムにとらえて3カウントを奪った。
〜試合後のコメント〜
ケイト:「氷水選手ですか、、、なにか通じるものがありましたね。日本に伝わる武術の
息吹といいますか。ボクはああいった試合もキライじゃないんで(微笑)
最後のボムは覚えてません、、、マウント取られたあたりから真っ暗になって…。
いつかシングルで、ゼヒ、、、ですね。」
▲いきなり繰り出されたTDD。これには永田も観客も驚いた。
▲日本人離れしたパワーを持つ永田。長身の武田を持ち上げてみせる。
▲お互い断崖喉輪落しまでくりだした。超ヘビー級の試合を見せつける。
▲場外で得意のハンマー攻撃を繰り出すも、見栄をきっている最中に後ろから一撃…。
▲足元がおぼつかない武田を豪快に叩きつけ、永田が武田を破った。
〜試合後のコメント〜
武田:「あーいたた、イスか何かでなぐられて何も覚えてねぇや。
最初の一発で決めるつもりだったんだけどなぁ…。
あの青いのはよく耐えたよ。敵ながら天晴れだ。」
▲キックからスープレックスとUを彷彿とさせる厳しい攻めを見せる王者。
▲KAZUはグランドに活路を見出そうとするが・・・。
▲王者の勢いは止まらず。初公開の雪崩式垂直落下ブレーンバスターを決めてみせた。
▲KAZUの丸め込みには定評があるが、運は味方しなかった。
▲最後は流れるように閃光魔術を決め、成宮がKAZUに勝利した。
▲序盤の顔面ストンピングでヘラクレスがまさかの流血。
▲ヘビー級とは思えない跳躍力。ヘラクレスのドロップキックに会場がどよめく。
▲鷲尾もペース配分を恐れずに全力で挑む。伝家の宝刀でヘラクレス狩りだ。
▲ヘラクレスのロードロップキックを華麗にさばき、ダッシュストレートを見舞う。
▲最後は総合で養ったポジショニングから、膝を数発打ち込み、ヘラクレス討伐に成功する。
▲見事勝利を収めた、鷲雄は観客にアピール。